【本当にあった不動産の怖い話】引渡し後に残された前所有者の荷物
▼ムツミンが1分動画で分かりやすく解説▼
岡崎・西三河エリアで中古戸建を購入したあるご夫婦。いよいよ引渡しを迎え、新生活の期待に胸をふくらませていました。
しかし玄関を開けると、そこには驚くべき光景が待っていました。布団やタンス、古びたテレビに冷蔵庫の中身まで、
まるで「住んでいた人がそのまま出ていった」ような状態で荷物が残されていたのです。
なぜこんなことが起こるのか?
不動産の売買で用いられる「現況有姿(げんきょうゆうし)渡し」とは、土地建物を現状のまま引き渡すという意味です。
ただし、これはあくまで不動産本体の状態を指し、家具や家電などの動産類は含まれません。
本来、残っている家財は売主に処分義務があり、買主が勝手に処分すると逆にトラブルになるケースもあります。
よくある原因
- 売主が残置物の処分義務を正しく理解していなかった
- 売買契約書や重要事項説明に「残置物の扱い」が具体的に明記されていなかった
- 仲介業者が「現況渡し」の意味を売主・買主に正しく説明していなかった
- 相続物件や空き家で荷物が多く、売主が処分しきれず放置された
トラブルを防ぐためには?
契約や引渡しの前に、次の点を必ず確認しましょう。
- 付帯設備表や告知書にて残置物の有無を明記する
- 売買契約書に「残置物撤去の責任と費用負担」を明記する
- 引渡し前に仲介業者と現地確認を行い、荷物撤去が済んでいるか確認する
- 相続物件や空き家では処分業者の手配を事前に調整しておく
まとめ
残置物トラブルは、契約内容の確認不足や説明不足から生じることが多く、
引渡し後に余計な費用や手間が発生してしまいます。中古戸建や中古マンションを購入する際は、
契約段階で「残置物の扱い」をしっかり確認し、引渡し前に実地でチェックすることが大切です。
不動産仲介のムツミでは、契約条項や付帯設備表の確認だけでなく、
残置物の撤去状況確認までサポートします。岡崎・西三河エリアで中古物件を購入・売却予定の方は、
ぜひご相談ください。
不動産仲介のムツミでは、表面だけでなく建物の“内側”までしっかり確認し、安心して暮らせる中古物件のご案内を心がけています。
岡崎市や西三河エリアで中古住宅の購入を検討している方、相続不動産の売却で不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
岡崎市・西三河エリアでの不動産購入・売却は、不動産仲介のムツミへ。