【売電トラブル】太陽光発電付き物件だったが、名義は前の所有者のまま|#20 不動産の怖い話









ムツミンの本当にあった不動産取引の怖い話|太陽光発電付き物件の名義変更トラブル


【本当にあった不動産取引の怖い話】太陽光発電付き物件の名義変更トラブル

ムツミン

岡崎・西三河エリアで中古戸建を購入されたご夫婦。屋根に設置された太陽光パネルと
売電収入が魅力で契約を決めたものの、入居後に電力会社へ確認すると
「契約名義は前所有者のまま」と告げられました。必要な名義変更手続きが
行われておらず、売電収入は旧所有者の口座に入り続けていたのです。

▼ムツミンが1分動画で分かりやすく解説▼

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妻「この物件、太陽光パネル付きって珍しいよね。毎月売電収入があるからお得じゃない?」
夫「うん。ローンの足しになるなら助かるよ。これは買いだね!」
購入後しばらくして、夫婦は売電明細を確認しようと電力会社に連絡しました。
電力会社「名義は前の所有者様のままです。変更届が出ておりません」
夫「えっ?不動産会社からは“売電収入も引き継げる”って聞いたのに…」
さらに調べると、名義変更には前所有者の同意と複数の書類が必要であることが判明。しかし売主はすでに引っ越し済みで、連絡が取りづらい状況でした。

なぜこんなことが起こるのか?

太陽光発電付き住宅は、不動産の所有権移転だけでは完結しません。売電契約は
個人名義で電力会社と締結されるため、住宅を購入しても自動的に引き継がれるわけでは
ないのです。さらに契約変更の際には売電単価や条件が見直される可能性もあり、
手続きが遅れると経済的損失やトラブルにつながります。

よくある原因

  • 名義変更の必要性を売主・買主どちらも理解していなかった
  • 仲介会社から売電契約について十分な説明がされていなかった
  • 売主が必要書類の提出に協力的でなかった、または連絡が取れなかった
  • 名義変更の書類が複雑で、引き渡し後に対応が後手に回った

トラブルを防ぐためには?

太陽光発電付き中古物件を購入する場合、以下の点をチェックしておくことが重要です。

  • 売買契約前に「売電契約の名義変更方法」を事前確認する
  • 売買契約時に「名義変更に必要な書類や協力義務」を特約で明記する
  • 仲介会社に太陽光設備の名義変更・保証継承について説明を求める
  • 電力会社やメーカーに必要書類(同意書、譲渡承諾、シリアル番号等)を確認する

まとめ:岡崎・西三河で中古戸建を検討する方へ

太陽光発電は家計にメリットをもたらす一方で、名義や契約の承継を怠ると
売電収入が受け取れなかったり、保証が無効になったりするリスクがあります。
岡崎・西三河で中古物件を検討される方は、事前に名義変更の流れを確認し、
契約段階で必要書類を整えておくことが肝心です。

不動産仲介のムツミでは、登記や境界確認だけでなく、太陽光発電の名義変更や
売電契約の引き継ぎまでサポート可能です。岡崎・西三河エリアで中古物件購入や
不動産売却をお考えの方は、安心してご相談ください。

不動産仲介のムツミでは、表面だけでなく建物の“内側”までしっかり確認し、安心して暮らせる中古物件のご案内を心がけています。
岡崎市や西三河エリアで中古住宅の購入を検討している方、相続不動産の売却で不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

🏡 岡崎市・西三河エリアでの不動産購入・売却は、不動産仲介のムツミへ。

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